✦製作者紹介✦

シンプルで使いやすさを追求した機能美。

革作品で皆様の生活にささやかな彩を添えられるよう、国内外各産地の革を厳選し、裁断から縫製仕上げまでの全工程を真心込めて手作業にて行っております。

当工房では環境にも配慮し、植物性タンニン鞣しの牛革を主に取り扱っています。

天然素材故にキズ、色むら、血筋、シワ、シボ等がございます。これらのキズ等は天然の証（牛が生きていた証)で、ナチュラルマークとも呼ばれています。

このナチュラルマークも　世界に一つしか存在しないデザインとしてお楽しみ頂けたら幸いです。

子供の頃から、何とも言えないタンニン鞣しの革の匂いが好きでした。

使い込まれたオイリーな革の質感も。自然と身の回りに革製品が増えていきました。

中でもウエスタン系の革製品が好きでコレクションしていたのですが、それだけでは飽き足らず、実際に長野の牧場で働き始めました。

様々な道具を携帯して仕事にあたっていたのですが、使い勝手の良いツールケースが欲しくなり、自分で作り始めた事がきっかけで革の世界にはまっていきました。

また牛や馬の世話をしていく中で、命の恵みに感謝し革も大切に使わせて頂こうという気持ちが強くなりました。

牧場での生活は　革を扱う者としてかけがえのない経験、財産となりました。

革職人になることを決めて地元岐阜に戻り、ナイフケース製造会社～鞄製造会社で約10年の修行をした後、革工房 fade in (フェードイン)を設立。縁した皆様に支えられ、多くの経験を積ませて頂きながら15年もの月日が流れました。

そして令和３年、新たな挑戦として工房兼SHOPをオープンしました。

小さな個人工房ですが、コツコツと一点一点真心込めて製作しています。

手作りならではのぬくもりを感じて頂けたら幸いです。

それではよろしくお願い致します。

その他様々な道具を使い、日々製作に挑んでいます！